故・中村紘子氏が「大型のピアニストとしての魅力をすべて備えた輝かしい演奏で他を圧倒。改めて西欧文化というものの達成した計り知れない奥行き、深さ、そして距離を思い起こさせるほどのものだった・・・」(ムジカノーヴァ)と絶賛。
「ショパンの化身」(The Times)、「圧倒的スケールのブラームス」(International Record Review)、「クラシカルな秩序とロマンティックな熱情の完璧な調和」(International Piano)と称賛される。
英国王立音楽院ポストグラデュエート·ディプロマを首席で修了。修了時、成績優秀者に贈られる「Dip.RAM」賞受賞。在学中は同音楽院より学費免除、マイラ·ヘス奨学金、ゲオルク·ショルティ財団奨学金など多数の奨学金を得る。ホアキン・アチュカロ、及びクリストファー·エルトンに師事。
北米、欧州を中心にリサイタルピアニスト、そして室内楽奏者として活躍するかたわら、アジアを含む3大陸で20年以上にわたり後進の指導にもあたる。
キングス・カレッジ・ロンドンにて「20世紀初頭のスペインとカタルーニャ地方の演奏スタイルの美学」の研究で博士号を取得。